第二次大阪万博は婆。維新の会の行革努力が水の泡

 前近代の、一部の特権者だけが文字の知識を享受した状況が近代化により克服されたけど、単純で中途半端な知識人の価値は、進学率が上がり過ぎた御蔭で下落。

古代漢詩文化の様に、不遇な知識人が文化で重要な役割を果したこともあるから、今の状況を悲観する必要は必ずしも無い。

第二次大阪万博、やはり宗主国の国際利権絡みの面が否定し難い。維新の会は、行政改革を売りにしながら、この様な筋悪の事業に手を出すのは大矛盾。

一般庶民から離れた雲の上のところで一部の上級市民が利権を貪り、税金が浪費される。民主主義はまだ遠い。

民主主義推進者たることを期待されるnet企業の代表者、SNS運営者が、globalismに反する投稿を規制することが問題にされたけど、今度はなりすまし投資誘導宣伝放置が問題化。大企業経営の非民主性が問題。

権力と癒着した日本の既存mediaは、時に政府との対立を演技して民主派を偽装するけど、実際には民主主義を阻害する面が大きい。

mediaの政局演出に踊らされて、官僚への追及が甘い一般国民の側にも問題あり。一般国民もnetを利用してある程度の取材や検証をすることが求められる。

21世紀は、大きな時代の転換点。複数の歴史周期が重なり、複雑で巨大な変化が進行する。近代西洋の国際支配、国際覇権が限界に達し、凋落、没落過程に突入。

近代西洋を手本、目標にした明治以来の近代日本の戦略が無効化。ある意味目標喪失状況。

日本は明治の精神を回復し、再び世界の真ん中で輝け、と語る政治屋は時代錯誤で有害。

構造改革派は、global資本主義を手本にすることを試みたけど、globalismは自壊。西洋global資本主義は、日本社会を根本から破壊し尽した。

弥生時代、農耕文化で伝来以来の、村共同体文化が破壊され、無縁社会にさせられた。

日本は近代工業文明には対応したけど、その後USA金融帝国主義に敗れ、情報化社会への移行にもたつく。日本は社会基盤を再構築せねばならず。

Korea半島分断は日本の責任にあらず。中共独裁政権による少数民族弾圧は人類の多様性への重大な破壊

 中共では共産党政権の統制強化に絶望する寝そべり族が増殖中とか。消極不服従の態度?社会混乱を助長する日本の左翼反日活動家よりはましかも。

田中角栄問題を受けての新自由倶楽部、金丸問題を受けての新生党の例に見る通り、自民党の金権腐敗は嫌だけど、左翼思想も嫌、な有権者の受けを取るため、自民党分派新党が結成される歴史。それが今回もくり返されるかどうか。

「漢」は漢字、漢人等、China文明を象徴するけど、それ以前の短期で潰れた初代統一政権の秦の人びとは漢人から見下され、そのかなりの部分がKoreaの辰韓、新羅に逃れ、さらに日本にも渡来したとの説がある。

外交は票にならず、は言論人、業界人の常識。庶民、一般国民の多くが中共に不満不快を感じても、声が大きく利権がある経済界の意向が優先される。やるべき外交政策転換が遅れる。

Korea半島は南北で文化、地政学がことなること、半島では近代以前も分断の歴史が長いことを考慮すれば、半島分断が悪、悲劇と決めつける必要は無い。分断が日本の責任だとの自虐思想に落ち込むことは無い。

Mackinder地政学ではEurasia西部、Ukraineを中心とする辺りが、世界制覇のための心臓の地とされたけど、China古来の中原思想は、中原を制する者が世界を制覇するとする。

心臓の地はEurasiaに2つあると見て良いかも。Chinaは、長江を中心にした南と、黄河流域の北とで本来文化がことなるのに、それを無理やり統一し、そのための強権を肯定。

中共は、古代よりも支配対象を大幅に拡大、人類覇権を追求。この危険な勢力をどの様にして封じ込めるか。

今の中共は、TibetやUyghur等、宗教がことなる地域、民族をも併呑し、さらなる強権支配に暴走。

LGBTを悪用することよりも、中共の暴走、少数派圧殺を止めることの方が、人類社会の中での多様性維持には重要と見られる。

中共に対する関与政策、宥和姿勢は誤り。反日政党は日本2流国の証左。

 日本は拉致問題の故に、Pyongyangに対しては経済制裁や規制をかけるけど、北京に対して弱腰。

Pyongyangも北京も、規模の差はあれど、同種同類の体制と見るべき。北京に対してもPyongyangと同様の対応を取るのが良い。

邦人不当拘束をくり返す中共との友好関係は無理。

中共は福一処理水問題で日本叩きをするのみならず、新地図で勝手な領土主張をし、周辺諸国を怒らせる。

この様な危険な勢力に対して対話や宥和主義で対応するのは愚策。Hitler、Putlerに対する宥和主義の失敗こそ歴史の教訓。

国連敵国条項とは、第二次大戦時に連合国と敵対した諸国が侵略主義戦争主義で、連合国側は平和主義だとする欺瞞の差別思想。

日本の戦後左翼似非平和主義、似非平等主義者はこれの熱烈な信者。実情は、どんな国でも状況次第で侵略戦争を仕掛けることがある。連合国の一員でも。

敵国条項撤廃できず、Ukraine戦争への有効な対処が不能なままの国連では野垂れ死に?

Korea左翼が反日なのは仕方ない面が無くも無いけど、戦後日本の左翼が反政府であるのみならず、国民の多数派や民族伝統にも反対する反日であるとは実に異様なこと。

それは日本が二流国たることの重要な証左。左派の主張に反し、日本が外国模倣を不十分にしかやらぬから二流なのだ、とは無意味な論。

維新の会は、国民番号と口座紐づけ義務化論等、情報管理強化に熱心。表向きは、行政の効率化、経費削減を進める、だけど、裏の意味は、情報を外国に流す?

国内主要政党はどこも反日。どの党が反日度や害が小さいかの選択になる。

世襲禁止は極論と感ずるけど、有権者に選択肢を提示する意味で、どこかの党が反世襲を自民党との対抗軸、主要政策として掲げるのが良いかも。

自民党はそもそも政策ideology面では鵺。共産主義以外なら何でもあり。左翼政権阻止のために、政策二の次で吉田自由党と鳩山民主党が野合したのが原点。

官僚の暴走を止めるには、政党が政策を官僚に丸投げするのを止めることと、民間の政策集団がUSAの様に活動活発化させることが重要と感ずるけど、実現困難なのか。

日本は憲法9条以外の外交card開発に失敗、cardを有効性が消滅した後のglobalismに惨敗

 Trump政権の時期までは、中魯分断、魯国を西側寄りにして中共包囲網、の戦略が一部で期待されたけど、Ukraine戦争でそれが消滅。

Trump氏の認識が現状どうかは不透明だけど、Ukraine戦争を早期終結させるなら、中共を動かすしかあるまい。

最強の策は人民解放軍魯国侵攻。北京に対して経済制裁緩和を取引材料にする。

今では試験の成績は概して女子の方が優秀だとされる。試験成績優秀者は公務員には向く。

人工知能化で公務員の事務作業の価値は低下しつつあるけど、公務員は女子中心採用にしつつ、給与水準を下げる方向に?

左翼は外来思想にかぶれ、自己喪失状態だけど、自身では、反日攻撃、批判活動が自己確立の証明だと誤認錯覚。

行動困難になる鬱病とことなり、表現の自由、政治上の自由の範囲内の破壊活動は病気と認識されることが無い。

仲間獲得競争に敗れ、間接に誤りを認識することを期待するしかあるまい。

吉田茂長期政権が倒れた後、反吉田の日本民主党系鳩山一郎、岸信介が政権担当するも、安保問題で再度吉田系池田政権に移行。

日本政界はこの展開を再現?安倍最長政権が倒れた後、宏池会系に政権移行するも、金脈問題で大混乱。

この後、外交問題、対中関係が決め手になり、清和会系に政権が戻る?

冷戦時代は、憲法9条が、宗主国からの無理な要求を拒否するための材料、cardとして機能したけど、冷戦終結で国際情勢が大変化。

日本は有効な新戦略を構築せずに経済没落したけど、いい加減に新たなcardを確保せねばならず。

国内左翼敗北主義者たちは中共の軍拡を不問にし、自国の防衛費に反対するけど、軍拡競争の結果、悪の帝国が破綻し、実際の戦争が回避されるなら成功と見なされるべき。

Sovietに対する成功経験は、中共に対しても再現されるのか。霞が関官僚は、新自由主義の脱却は市場原理主義からの脱却、混合経済、大きな政府再評価、と曲解するのかも。

国民負担増で新政策推進。世襲政治家をだますことは出来ても、国民はだまされず。


先進国模倣、がり勉屋公務員への幻想、批判病左翼から転換

 元横綱曙死去。Hawaii勢力士は、高見山以来、USAのglobalismとほぼ歩調を合せて展開したけど、今は外国人力士の多くはMongolia勢。

USAは反日政策を棚上げして対中覇権闘争に注力。日本にMongoliaとの関係を生かして対中包囲網を展開する外交力があれば良いのにと感ずるところではある。

日本側の対抗勢力は今では埼玉栄高校出身者。国家戦略としても、人材育成の集約化、専門能力強化が鍵と見られる。

戦後の没個性何でも屋、公務員型人材育成から転換すべき。明治以来の外国模倣、がり勉屋、公務員優遇から転換すべき時。

自分の頭で思考し、自国の独自性に配慮。試験の点数よりも市場やnetでの評価が重要。公務員への幻想は川勝氏に限らず、まだまだ世間にはびこるのでは。

USAは日本を支配し従属させるために日本を非武装化し、正式軍保有を禁止したけど、戦後日本左翼は、非武装化を肯定しながら、自民党を対米従属と非難、自分らは対米自立だと主張。

自立にはそれなりの防衛力軍事力が必要、の国際常識を無視、占領当初のGHQとの癒着を隠蔽。

戦後日本左翼は、GHQ戦後統治の当初方針、日本を脱産業化し、Asiaの田舎にする、に賛同。冷戦対応、日本を再産業化、反共防波堤化、の方針変更に反対。

冷戦対応を逆courseと呼び非難。左翼は革新を自称し、自民党らの既得権者を戦前回帰と決めつけて非難したけど、冷戦対応を基準にすれば、左翼の方が守旧派。

日本貧困国化に賛成した彼らが政府の経済失政を批判するのは不当。左翼は日本を豊かにし、経済を良くすることには関心が無く、批判で気持ち良くなるために批判する。

単純な平等を振りかざす。日本は生活保護と、保険料財源の社会保障の整合性が悪いと感ずる。

生活保護膨張抑制には、公営社会保障の平等性を高め、格差抑制すべきと感ずるけど、窓口の裁量で生保支給抑制、不公平が生ずる。

土下座謝罪外交よりも大陸反日勢力に対する鎖国による戦争抑止

 日本は明治以来の大陸戦略の弊害を認め、大陸情勢に関して傍観を基本にするのが良い。

日本は古来、対外関係を調節して、大陸の文物を適度に取り入れつつ大陸の混乱が波及することを抑制した。鎖国、関係抑制による平和。

古代日本は、白村江戦で敗北した後、唐帝国に対する防御を強く意識し、国家仏教による鎮護国家を試み、平安時代に移行、唐帝国が混乱衰退すると、遣唐使を廃止、日本化国風化を進めた。

近世徳川は切支丹を鎖国で排除。明治以降、鎖国の知恵を棚上げして近代西洋文明を模倣したけど、21世紀に国際情勢が混乱、鎖国による防御を再認識すべき。

21世紀に入ると、西欧が混乱衰退の様相。明治以来の入欧思想から転換するのが良い。

欧州やChina等の大陸勢力との関係を抑制、環太平洋海洋勢力や島国英国との関係を重視し、日本思想を再構築することが望まれる。

戦前日本が英国よりも独国の制度にかぶれたのは、長州の、英国に対する怨念の故か。岩倉使節団の西洋列強視察も怪しい。国際支配者の謀略?

日本知識人は戦後も独国幻想を継続。戦争を反省した独国に対し、日本は反省不足、と論ず。

Chinaに関する反省の仕方でも見当を外した。中共との友好が正しい反省との幻想を脱するべき。

独国もChinaも大陸勢力。島国海洋勢力日本が友好するべき相手にあらず。

戦前日本は好戦主義に毒されたから駄目、日本を根本から思想改造せねばならず、との左翼思想は的外れ。

戦前日本の失敗は地政学を誤用したところにある。

古代Chinaは万里の長城を国境としたけど、近代化に際して古代の国境概念を破棄。近代西洋が「新世界」を植民地化して勢力を拡大したやり方を真似することを企む。

他の諸国は警戒し防衛せねばならず。日本が移民政策をとらずとも、日本人は十分に多様性がある。移民政策は混乱の害が大きい。


吉田茂流、軽軍備経済成長への復帰は無理だけど、脱globalismを進めねばならず

 戦後の大宰相の一人吉田茂は、従米戦略、対米面従腹背作戦を採用。戦後平和憲法を逆手に取りつつ、米側からの再軍備要求を聞き流し、軽軍備、経済成長優先の現実主義。

反吉田派、左翼らは、吉田流国際戦略、所謂片面講和が、社会主義陣営らとの講和を先送りしたことを批判。

全面講和、八方美人論。空理空論。吉田茂から曲学阿世と呼ばれた。左翼は戦前軍国主義を批判、その逆、正反対の非武装中立論を主張。

徳川時代の鎖国政策への無意識の憧れ?を示したけど、左翼は表向き、理論、意識では近世徳川を封建主義と曲解する偏見、偏向の故に、徳川時代、体制を正当に評価することができず。

鎖国政策は悪とされ、徳川の平和は過小評価された。その認識は、戦後左翼も、明治以来の主流派長州系勢力も共通。

20世紀後半、冷戦時代、冷戦の半鎖国状況を利して日本は経済成長に成功した。中曽根政権が転換点。

85年Plaza合意で円高を押し付けられ、Bubble発生させられ、罠にはまる。演技の上では脱吉田茂、日米対等化を偽装。

冷戦終結後、日本は国際環境激変で暗転。経済Bubble崩壊、Globalism全地球規模資本主義に翻弄された。

国内権力者らは、戦後経済成長が国際環境に恵まれた幸運であることを認識せず、経済成長復活を目指して悪あがき、構造改革。

国際標準globalismへの対応として、労働規制緩和、企業権力強化等の政策で労働者を疲弊させ、貧富格差を拡大させた。

実際には日本復活どころか自滅。宗主国の日本経済2流化戦略を見抜かず。

戦後の、企業に共同体の性格を持たせ、社員を団結させた日本式経営を否定し、企業は経営者、資本家、株主が金儲けするための道具、の思想に移行した。

冷戦後China経済発展で、対中進出一部企業は発展(罠で潰されたYaohanは例外)したけど、一般労働者、庶民は貧困化、疲弊。解決策は、競争緩和。地域主義、Bloc経済。

Globalismは、Iraq占領統治破綻、08年Lehman金融危機で崩壊したと見るべきだけど、日本権力者らにはその認識が乏しい様に見える。

正しい認識を持ち、脱成長、成熟化、格差抑制既得権益縮小に転換せねばならず。