Mackinder地政学心臓部の土地概念はHitler、Stalinを仲間割れさせる罠?

Dugin著、地政学の基礎、続き。

露国はEurasiaそのものだ。心臓部の地だ。他の諸国は周縁だ。露国は歴史の枢軸。文明は露国を軸に展開。

第二章、露国は東洋にあらず西洋にあらず、Asiaにあらず欧州にあらず。

第三章、政治や文化やideologyや指導者層の性格や宗教は副次要素であり、地政学の根本原理の眼鏡を通して見られる。

国家と空間の関係の原理。地政学は基礎原理の一つだけど、唯一のものにあらず。地政学が露国に強く求めるのは、帝国を集めること。

諸国を帝国に統合すること。露国の地政学上、戦略上の要請は、喪失した領土を回復するのみならず、東欧との同盟を再構築し、

大陸欧州、NATOから自由になりたいFrance、Germanyを味方につける。さらに東洋陸地勢力、Iran、印度、日本も味方にする。

露国が今すぐに大空間の再構築に動かねば、露国人にも世界島の住民にも大災難になる。他の勢力が心臓の地奪取に動く。

ChinaがKazakhstanやSiberiaに侵攻するかも知れず。中欧勢力がUkraine、Belarus、露国西部に侵攻するかも。

あるいは回教勢力が中央AsiaとVolga川、Ural山脈地域と露国南部を統合するかも。地政学の聖なる法では、神聖な地は放置され得ず。

露国の領土は東西方向は十分、しかし南方が不足。海岸線に達せず。

第4部。魯国の地政学上の未来。第一章。根本からの変革が必要。

西側市場経済との同化とも、旧帝政時代への復帰ともことなる第三の道。

第二章。Russiaの国家利害は何か。2.1。今日のRussia人には国家が無い。現在のRussia連邦は不完全なもの。移行期の存在に過ぎず。

近代国際法は、羅馬法を基礎にしたもの。国家と個人を政治主体として認めるけど、人民、Russia民族等、の権利の概念が不在。

第3章。3.1。Russiaに民族国家無し。魯国は帝国無ければ思考不能。