Ukraine戦争で原発復権か、それとも核の冬か

 元総理5人が欧州委員会に、福島の被害を誇張する悪質な告げ口外交を展開、と右派が反発するけど、一応は、脱炭素に原発を活用するとした欧州への抗議の積りらしい。

効果は疑問。欧州は、日本の様な大地震の危険がほぼ無い、地理条件の差と、日本蔑視思想があるから相手にせず。Ukraine戦争で、さらに化石燃料離れが進むかも。

本来の親子関係、遺伝関係を無視するのは共産主義。内密出産も共産主義の一種。絆や宗教を重視するのが保守。

革命運動の思想は、過去を無視して、当面の敵を打倒するために数集めをする、絆よりも数。

外国から移民労働者を入れれば、子の教育に手間も経費もかかるけど、global経営者は教育経費を無視。社員教育も無視。

政府は、global企業から外国人雇用税を徴収するべき。社会に教育経費を丸投げする悪徳企業の横暴を許し、企業増税どころか企業減税する愚かな政府は国民の敵。

社会主義は本来、資本家の利己主義に任せるよりも、官僚計画経済の方が経済成長に有利とした錯覚。

日本戦後左翼は、GHQの当初目標、日本をAsia貧乏国に戻す、に賛同、戦後日本の経済成長を誤りとした。

USAは冷戦後に日本を貧乏化させる経済包囲網を敷き、日本に対しては構造改革論でだました。

竹中構造改革は、中間層以下に皺寄せして既得権益を擁護、貧富格差拡大させた。左翼よりも酷いかも。

BLM黒人の命が問題運動に乗じて、従来の基督教主流派、教会の人種差別が批判される。Jesusが白人である筈が無い、黒人の可能性も十分、とされる。

人種差別は本来の基督思想に反する。教会は、本来の思想から逸脱した、と批判される。

globalismだ移民だ国境廃止だ、は武力戦争無き国際社会、経済戦争への移行の段階を前提にした話。

武力戦争は民族対立を煽る。時代錯誤の大統領の罪は重すぎる。虐めを止めろ、それ以上に侵略戦争を止めろ。


Russiaは、Soviet時代の衛星国軍事介入、soft powerでの敗北から学ばず

 Joseph Nye、Soft power、続き。

資源を現実の権力に変換して、欲した結果を得るには、良く計画された戦略と、練達の指導が必要だ。

戦争のための力の源泉は、時代とともに変化する。Germanyが1870年にAlsace -Lorraineを強奪したことは、第一次大戦の一つの要因。

Adam Smithの、神の見えざる手の様に、soft  powerの魅力が人びとの観念を決定させる。

Kennedy元大統領は、soft  powerの重要性を理解した。Sovietは、Hungary、Czechoslovakiaに侵攻してsoft  powerの大半を喪失した。

soft powerの主要な三つの資源は、文化と政治価値と外交政策。文化は、社会に意味を作り出す価値や実践の集まり。

著者はNiall Ferguson教授のsoft  power観に不満。USAが死刑を存続し、銃規制を緩くすることは、Americaの、欧州へのsoft  powerを弱める。

USAの南米へのsoft  powerは、一旦回復した後、Argentinaの経済破綻を防ぐことに失敗して文脈が変化したので、またも衰退した。

soft powerは、hard power以上に意志ある解釈者と受け手の存在に依存する。soft powerは、権力集中の時よりも、権力分散の時に重要になる。

soft powerは、民主主義や人権や開かれた市場を促進するのにとても重要な役目を持つ。

自由社会では、政府は文化を統制すべきにあらず。統制不可能だ。統制政策が無いことが魅力になり得る。

現代の伝達技術の御蔭でnationalismが勃興し拡散したので、帝国が、社会に目覚めた人びとを支配するのが困難化した。

欧州が19世紀から20世紀にかけて実行した帝国による直接統治は、21世紀には費用がかかり過ぎて駄目。

平和の島の存在が、soft  powerの重要性の増大を証明する。技術が民主化したことで、戦争が個人化した。

技術は両刃の剣だ。社会と技術の変化により民主主義には、戦争は費用の面で困難化した。一方、技術の御蔭で、極端な集団や諸個人が破壊手段を手にした。