土下座謝罪外交よりも大陸反日勢力に対する鎖国による戦争抑止

 日本は明治以来の大陸戦略の弊害を認め、大陸情勢に関して傍観を基本にするのが良い。

日本は古来、対外関係を調節して、大陸の文物を適度に取り入れつつ大陸の混乱が波及することを抑制した。鎖国、関係抑制による平和。

古代日本は、白村江戦で敗北した後、唐帝国に対する防御を強く意識し、国家仏教による鎮護国家を試み、平安時代に移行、唐帝国が混乱衰退すると、遣唐使を廃止、日本化国風化を進めた。

近世徳川は切支丹を鎖国で排除。明治以降、鎖国の知恵を棚上げして近代西洋文明を模倣したけど、21世紀に国際情勢が混乱、鎖国による防御を再認識すべき。

21世紀に入ると、西欧が混乱衰退の様相。明治以来の入欧思想から転換するのが良い。

欧州やChina等の大陸勢力との関係を抑制、環太平洋海洋勢力や島国英国との関係を重視し、日本思想を再構築することが望まれる。

戦前日本が英国よりも独国の制度にかぶれたのは、長州の、英国に対する怨念の故か。岩倉使節団の西洋列強視察も怪しい。国際支配者の謀略?

日本知識人は戦後も独国幻想を継続。戦争を反省した独国に対し、日本は反省不足、と論ず。

Chinaに関する反省の仕方でも見当を外した。中共との友好が正しい反省との幻想を脱するべき。

独国もChinaも大陸勢力。島国海洋勢力日本が友好するべき相手にあらず。

戦前日本は好戦主義に毒されたから駄目、日本を根本から思想改造せねばならず、との左翼思想は的外れ。

戦前日本の失敗は地政学を誤用したところにある。

古代Chinaは万里の長城を国境としたけど、近代化に際して古代の国境概念を破棄。近代西洋が「新世界」を植民地化して勢力を拡大したやり方を真似することを企む。

他の諸国は警戒し防衛せねばならず。日本が移民政策をとらずとも、日本人は十分に多様性がある。移民政策は混乱の害が大きい。


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