Soviet放棄後も執拗にRussia包囲作戦展開したUSA覇権戦略恐るべし

W.Engdahl著「全色支配、全体主義民主主義」

Soviet崩壊後、USAは、旧Soviet勢力圏に、全体主義型民主
主義拡大作戦を展開。

多くの旧共産主義国住民は、Sovietからの独立後、自由と繁栄
のAmerica流生活が到来すると、USA側の宣伝を信じて多幸感
覚に一時浸る。

IMFによる経済Shock両方がそれを打破。西側の投資家、Soros
氏らHedge fund運営者たちの餌食にされた。

1990年代、Russiaの失業率は鰻昇り、生活水準は大きく下がり、
男子平均寿命は56歳に低下。年金医療不足、学校閉鎖。酒中毒
薬物中毒、AIDS蔓延。

Bush父元大統領は、Gorbachev元大統領に、NATO東方拡大せず、
と約束したけど、それは反故にされた。Gorbachev氏は、約束を
明文化する作業を忘れた。

Brzezinskiは、Bush父を、Napoleonの自己戴冠の如くに傲慢だ
と評した。Brzezinskiの師匠、地政学者MacKinderは、帝国の傲
慢を諌めた。Brzezinskiは、それを継承。

(実態としては)Brzezinskiは、Afghanistanでの反Soviet闘争を
指揮した帝国主義者。Washington用語では、現実主義者とされる
けど。

Brzezinskiは、97年に出版された本「大将棋盤」で、Germanyや
日本を含む表向きの同盟国を属国Vassalと見下した。

08年、Gerogia,UkraineがNATO加盟。07年、USAはPoland,Chech
にMissile、Rader基地設置を発表。

Russia Putin大統領は、NATO東方拡大は相互信頼を引き下げると
話し、反撥。冷戦はSovietが崩壊しても終了せず、RussiaはNATO
拡大による包囲網に反撥。

第2次大戦終了後、対Soviet冷戦戦略構築したGeorge Kennanは、
世界人口の6.3%のUSAが、世界の富の約半分を占める(当時の)
状態は、他の国ぐにの嫉妬や恨みを招く、USAは感傷主義を捨て、
この有利さを安全に保たねばならず、とした。

USAは帝国と名乗らず、植民地からの解放、民主主義と自由市場
を支持する存在と見せかけた(けど、実質は帝国支配を実施)




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