基督教思想の本質は山上の垂訓、無抵抗無政府主義にありとしたRussia文豪Tolstoy

Tolstoy著「神の国は汝の内にあり」

Russia文豪Tolstoyは、独特の基督教思想信仰。
無教会、反教会主義、無政府主義、非暴力主義。

印度非暴力抵抗、独立運動者Gandhiにも影響を
及ぼしたとされる。

日本左翼反権力派は、半島や儒教勢力との無理な
友好を主張するよりも、Tolstoy思想を掘下げる
方が良いと感ずるけど。

左の頬を撃たれたら右の頬を差し出せ、暴力に抵
抗するな、山上の垂訓、が聖書、Jesus Christ思想
の重要な柱だとする。

共産主義革命運動が政府権力を外部から破壊させ
ることを目指すのに対して、Tolstoy流基督教は、
不従順運動で内部から否定する。このやり方の方
が優れる。

著者流の基督教は、正しき意味で、反国家、故に
Jesusは十字架にかけられた。

権力とその付随物、富、名誉、贅沢、は獲得され
る前は価値ある目標に見える。

でも権力が獲得されると、それらは空虚で魅力無
いものであることが明かになる。

遠目に美しく見える空みたいなもの。暴力は社会
の最悪な要素(人)を選抜し引き寄せる。でも権
力者が交代するごとに少しづつ悪が減少する?

人生は、未知のものを認めることにある。基督教は、
目には目を、を否定した。

人は真理を知ることで自由になる。

Tolstoy著「余は何を信ずるか」

幼少時から基督教を学習しながら、なかなか本当の
信仰に達せず、虚無主義者であり続けた著者が、如
何にして独自の信仰に達したかを述べる。

三位一体神としてのJesus基督を肯定。著者は、悪への
抵抗は正しい、基督に反せず、の教育を受け、それを
永らく信じたけど、その信念を捨て、無抵抗主義へ。

Jesusの命令は神聖だけど、人は弱さの故にそれを実行
することは不可能、との説も信じた。けれどその信念も
捨てた。


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