Minsk合意をめぐる情報戦、合意履行論者は梯子外された

 nhk.or.jp、22年12月15日、Dmitri Treninさんに聞く。魯国とUSAの指導者だけが、この戦争への解決策を出すことが出来る。

Trenin氏は、Putin政権に外交の助言をしたことがある。氏は、今回の戦争は魯国とUSA代理戦争だとする。

魯国とNATOの直接軍事対決の恐れは排除出来ず、とする。NATOの姿勢は冷戦時に比べて険悪だとする。

第一次世界大戦に匹敵する。魯国が敗れれば、国が消滅する恐れ。交渉や停戦に関する話に現実味が無く、戦争は2年間続く恐れ。経済制裁では戦争を止められず。

〇moderndiplomacy.eu、22年10月14日、Trenin氏。

Putin大統領は魯国の新国家理念を示し、大欧州の夢を捨てた。大統領は、最近の演説で、西側を体系として敵視。

Moscowは、Soviet復活を断念、Baltic諸国、南Caucasus、中央Asiaを再併合するのは無理。大魯国を追求。USAの覇権政策にも、西洋の普遍主義にも対決。

Gorbachev元大統領の、欧州共同の家構想や、Putin氏の、LisbonからVladivostokの大欧州構想、NATO加盟とは180度の転回。

大欧州の代りに、魯国を含む大Asiaが出現しつつある。大魯国実現には、指導者の想像力を超えるものが必要。

〇rt.com、22年11月28日、Trenin氏。Ukraine戦争は、魯国と西側全体2023年も、さらに次の年も続く可能性が大。

どちらかが玉切れになるか、それとも完勝の状況になる迄続く。

先週、Putin大統領は、2014年、15年のMinsk合意は硬直したもので誤りだとした。

14年に、Putin氏は魯国議会から、CrimeaのみならずUkraine全土に軍事力行使することへの委任を受け、侵略した。

Putin氏は、22年2月の所謂特別軍事作戦を誤りとせず、8年前の国際合意の方が誤りだとした。

合意が、Kyiv政府や後援者たちに、戦争準備をする時間を提供した。

西側mediaの、魯国のお陰で、地球の燃料や食料の安全保障に支障が生じたとの説に比べ、魯国の反論は影響力が弱い。

魯国の声は、中東、Asia、Africa、南Americaには殆ど届かず。USA、魯国両陣営とも勝算ありとする。

今は交渉の時期にあらず、と。西側にはUkraine戦争は原理の問題。魯国には実存問題。


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