鏡の法則や自分を許すことを、輪廻転生思想で補強?

飯田史彦著「生きがいの本質」PHP。続き。

生れ変りのたびごとに、何度も身近な存在(家族等)
になるsoul  mateが居る。

過去生での双子の兄弟が、今世で男女友人になる例
が引用される。

その人は前世での母を今世で妻とする(Oedipusの
物語を生れ変りを通して実現?)

著者は自著への批判でめげかけたこともある。ある
治療家に前世療法を受け、過去生で人びとを裁く役
割をしたのか苦境を招いたとされた。現世で他人
から裁かれる。

その治療者のところには、Titanic号沈没事故で死亡
した元乗客の生れ変りの人が来たこともある。

結婚恋愛不能症の女子の過去生を分析すると、基督
教Catholic修道女や、Arabの娼婦、と両極端を経験
して来た。今世は修道女風。

恋愛で、前世で振り捨てた相手から、今世で振られて、
借りを返すことがあるらしい。

著者は、怒りや怨みや憎しみ等の感情に敬意を示す。
感情は人びとを学ばせる。

願望が実現することは滅多に無い、有難い、それに
感謝する。

輪廻転生論で見れば、怒りをもたらすのは過去生の
自分、他人を怨むのは誤り。

人は本来善なる存在、本当の意味で怨むことは出来ず。
憎しみの悪感情に根本から支配されることは無い。

現世での憎しみは、その感情のつらさを体験学習する
ため。他人は自分の鏡、なのは輪廻転生があるから。

過去生で自分の子を捨て、夫とは別の男と駆け落ちした
人が、今世で母から苦しめられる話を紹介。

現世の苦しみは、過去生への贖罪として、肉体を持つ前
に決めたこと。でもひたすら苦しむ、自責するよりも、
ほどほどのところで自分を許して良い。


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