対Terror戦争の裏側で麻薬利権、対露戦略のUSAはずるい

Engdahl著「Full Spectrum Dominance」続き。

Congo民主共和国での米中代理戦争へ。Tutsi族とHutu族
の戦争は、USA、Franceの代理戦争。

USAはCongoのGorilla保護名目で基金から援助支出した。
それを実際には石油や鉱物資源探索に使用した。

AfricaでのUSAの主要な敵は、90年代前半まではFrance。
2008年には中共に交代。

中共はCongo民共とbarter取引きをし、win-winだとした。
Obama政権は、Bush子政権の軍事外交政策を継承するため
に、Gates国防長官を再任した。(無理な外交方針転換試み
て潰された日本鳩山由政権とはことなる)

Gates元長官は09年に、USAのmissile計画は、Iranの
missile攻撃からRussiaを守るものでもあると珍答弁。

USA軍のAfghanistan駐留継続は、中露を包囲するため。
Brzezinskiは、Eurasia中央部、Afghanistan、Pakistan
や旧Soviet諸国を制することが、冷戦後USAの軍事外交
の優先目標だとした。

それを達成すれば、地政学と経済の賞を得ることが出来
る、と。Afghanistanには航空宇宙監視施設も置かれた。

ある防衛軍事分析者の言では、Afghanは、巨大な地上空
母と化した。Russiaの分析者は、USAの対terror戦争は、
軍事態勢を構築するための口実だとした。

RussiaはUSAがAfghanに軍人増派するのに反対。
Afghanistan、Taliban政権は、麻薬禁止したけど、USA
がTalibanを打倒してAfghanを占領したら、麻薬復活。
(中村哲医師殺害も、麻薬利権絡みでは、との推測もある)

USA軍人は、麻薬問題は自分らの担当業務にあらず、と
答弁したけど、Afghan阿片はRussiaに流入。

02年以降Russiaで阿片中毒が社会問題化した。
Obama前大統領は、就任の際に変革を標語にしたけど、
見せ方を変革しただけ。

Congo民主共和国は、Belgiumの旧植民地、旧名Zaire。
Franceの旧植民地Congo共和国と混同し易い名前に改め
られた。BelgiumのZaire統治は暴虐、最悪級。


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