日本は対中防波堤になれ、とPentagon流の?対中対決姿勢、Maher元外交官。

K.Maher著「決断できない日本」文春新書。

元USA国務省外交官、決断不能、責任逃れの日本
官僚を批判。国務省は対中宥和の傾向が強い、と
の説もあるけど、著者はPentagon国防総省風?
対中警戒、対抗姿勢。

著者は、東電の隠蔽体質や、日本政府に情報が無
いことを、福一事故直後に知る。

事故処理にUSA企業の協力を仰げ、3mile事故の経
験がある、と話す。

USAはterrorによる原発全電源喪失を想定する、事
故後に想定外、の寝言弁明の日本は甘い、と批判。

日本は対中防波堤であるべきだ。沖縄の政治屋は、
多額の補助金を手にしながら、基地移転作業をやら
ぬことを批判したら、誤訳で沖縄はゆすりの名人、
とされた。

沖縄では補助金の出る砂糖きび生産には熱心だけど、
補助金と無関係な苦瓜(ゴーヤ)生産は疎かにされ
ると、これも補助金の問題を指摘したのに、沖縄人
は怠惰だ、の批判に歪曲された。

日米安保は非対称、日本にはUSAを防衛する義務が無
い、鳩山由元総理は左翼だ、などと話したのはその
通り、でも猿田弁護士や共同通信石山記者にはめら
れた。

憲法9条を改める必要は無い、日本が改憲して自主防
衛することをUSAは望まず、などと話したことにされ
たのは捏造だ。

Manipulationをゆすりと訳す記者の英語力はお粗末
だ。著者は捏造虚偽歪曲記事に反論すべく、上司の
了解を求めたけど、上司は何故か日本流の?事なか
れ主義。

反論すれば騒ぎが大きくなるとして、許可を出さず。
退任へ。でも3・11震災発生で退職先送り。
USAでは、外交官合格者年齢は平均30歳強。



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