1929年からの大恐慌を機に、金融王がMorganからRockefellerに交代。

「お金の神がみ」続き。

第一次大戦後、英国は国際金融覇権をUSAに
奪取されたけど、悪あがきで抵抗。

金融中心地Londonの地位を守るために、戦争
による状況変化を無視して、戦前1914年基準
の交換比率で金本位制に復帰。

経済よりも政治、地政学上の決定。USAでは
借金での株購入や消費が流行したけど、29年
に大暴落。

Hoover大統領の緊急措置で一旦は小康。でも
それをFranceが壊した。

Germany,Austriaの連合に対して、それは実質
併合、戦後条約違反に等しいとしてFranceが
Austria虐め、強引に貸付金返済要求。

Austria有力銀行が崩壊。それがGermanyに波及。
連鎖金融崩壊。USAの銀行は大量貸倒危機。

銀行家やその意を受けた財務長官はGermanyへ
の追加融資を主張したけど、Hoover大統領は
拒否。

(銀行に反対したHooverは、大恐慌時に政策
を誤り、恐慌を長引かせ深刻化した、との汚
名を着せられた)

31年、英国(労働党政権)は、金本位制再離脱。
USAからGold大量流出。

英国とことなり通貨切り下げたFranceはぼろ儲け。
景気を犠牲にして、USA主導の新金本位制に固執
した銀行家たちの罪は重いと見られる。

1930年USA旱魃も不景気を後押し。農家向け小規
模銀行が大量破綻。

大恐慌でMorganは没落。英国は金本位制離脱、
Morganとの専属契約解消。

33年USA議会でのGlass-Steagall銀行法成立が
駄目押し。この法律で良しとしたRockefeller
が代りにのし上がる。



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