佐々木俊尚さんの未来社会論、新自由論、Net共同体論、Global企業帝国主義論

佐々木俊尚著「21世紀の自由論」NHK新書、

日本型Liberalismも、西洋近代型Liberalismも破綻、
従来型自由思想は破綻した。

では必要不可欠な自由概念をどう定義し直すか。
気鋭のJournalistが挑む。

21世紀は過渡期移行期、新しい制度が固定するのは
恐らく22世紀になるけど、新時代のあり方を、途中
経過を飛ばして大胆に仮設を提示。

Academism人には無い、Journalistの強み。著者は
日本のLiberalは、政治哲学無き反権力に過ぎず、
と斬捨て。

自己流に蛇足すれば、日本には思想宗教の基軸(西
洋基督教の様なもの)が無い、だから左翼Liberal
に限らずどの派にも哲学が無い。

従来の思想宗教を時代錯誤の桎梏として批判し、
そこからの解放脱却を主張するのがLiberalだけど、
日本Liberal左翼は、前近代の古い有害な思想の
桎梏を捏造し、そこからの解放を主張した。

伝統を否定し、流行外来思想に飛びつき、時の
権力に対しても、時代遅れ論で非難攻撃する。

でも国際状況が変化し、外国に手本を求める態
度は今や無効化したと見られる。

西洋近代思想は、基督教を批判しつつそれを上
書きし、西洋理性が普遍で全人類を支配する、
西洋人が開発したものを全人類が等しく利用する、
としたけど、その幻想は今や破れた。

でもChinaや回教勢力が西洋の代りに普遍性を主
張するのは誤り、許されず。

France漫画新聞が2015年に国内少数派回教勢力
への風刺をして問題を起したけど、著者は表現
の自由として風刺を容認する立場を採らず。

風刺の本来のあり方は、独裁者に対して弱者が
必死に抵抗することだけど、Franceの態度は
それから逸脱。

Holland(オランダ)は、Communitarianismなる
新左翼を摸索したけど、新自由主義に反対しつ
つ、回教拒否を打ち出し、限界を晒した。

でもNet技術の発達進化により、将来は、中心
無く、開放され、上下差別無く、水平移動自由、
成員入替可能な新型共同体が成立するとの見通
しを語る。

近代国民国家の代りに、Global企業が主導する
世界分割、帝国主義になる可能性もある。

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