序列、支配、従属よりも、対等な国際関係を如何にして拡大させるかが課題。

明治以来日本は、西洋主導の国際社会の序列を当然
視し、上位の順位を目指したけれど、第二次大戦に
敗れ挫折。

戦後新憲法は、前文で、自国のみ、他国無視の姿勢
を排する。

USA現政権がAmerica firstを呼号するのは、日本国
憲法の精神からすれば問題だけど、それはさて置き、
戦後日本はUSA属国にされ、独自外交をほぼ封じられ
たけど、20世紀後半対Soviet冷戦の恩恵を受けた。

冷戦中は独自外交不在が余り不利にならず。でも
1990年Bubble景気崩壊、翌年Soviet崩壊で、明治
以来の出世主義が限界に達し、路線変更の必要が
生じた。

それなのに日本の政治屋や権力者たちは、日本国
力の限界を認めず、日本再浮上を妄想し、改革の
名の下に悪あがきを続け、傷口を広げる。

しかしながら21世紀日本は、近代流出世主義の限
界を認め、各国が主権を維持しつつ、他国と対等
な関係に立つことが国際社会の基本理念だとする
戦後憲法前文の精神を再認識するべきではあるまいか。

序列や支配、従属関係よりも、対等な相互関係が
重要であり望ましい。

右翼権力が、日本国力を過大評価しつつ庶民を虐
めるのは迷惑だけど、左翼は外国とつるみ、外国
の日本批判、戦争責任論に安易に同調、殆ど病気。

左翼が戦後「平和憲法」を過大評価するのは問題。
正式軍を持たず、交戦権を憲法で放棄した日本は、
国際社会で八方美人外交が可能と妄想。

左翼流の安易な謝罪外交では対等な関係にならず。
適切な相手国選びをするための外交戦略が重要。
日本をひたすら見下す儒教勢力との外交は困難。

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