世襲政治家が無能だとの批判が多いけど、無能な御輿なら、担ぐ側が有能になるまで。
世襲政治家を批判しながら、官僚の有能性を過信し、あるいは非世襲の有能な政治家が存在すると期待する左翼に違和感。
人工知能化で官僚の信頼性が低下する今は、国民の側が、官僚の代りに担ぎ手としての気概を持つことが重要。
日本の近世徳川体制は、世襲、地方分権、小さな政府。USAの開拓民自治、小さな政府Libertarian思想は独特。
明治体制は脱世襲、試験秀才官僚主導。中央集権大きな政府で国際競争を試みた。今は脱globalismの流れに乗り、徳川体制再評価が試みられて良いのでは。
少子化対策のお題目を掲げれば、世襲政治家、さらには一般国民をだますのは簡単、子ども家庭庁とかの実行性が不透明な新組織で利権拡大、と世の中を舐めきる腐敗官僚の暴走を止めることが重要な政治課題。
裏金問題騒ぎに時間を取られて、官僚対策が甘くなるなら問題。
日本では田中角栄への郷愁を持ち続けるらしいばら撒き財政支持派が、増税財政再建派を緊縮と呼び批判するけど、管見では緊縮概念誤用。
増税は大きな政府政策。日本で望まれるのは、減税で政府官僚機構の予算と権限と仕事を抑制削減する意味での緊縮小さな政府と愚考。
政治に対する罵詈雑言不満が溢れるけど、今の政治家の代りに有能な政治家がどれだけ居るか。見込み無き探索をするよりも、政治家の仕事を減らす。
国民が依存心を脱却する。それにしても維新、吉村知事の0歳児選挙権は意味不明。
脱官僚主導なら、国民主導にせねばならず、
それを、国内左派は、09年政権交代で、政治主導論に幻惑され、安倍政権では安倍憎しに凝り固まり、前川頑張れ、官僚頑張れ、に崩れ落ちた。
社会保障をめぐる混乱悪政は、恐らく政治家主導であるよりも官僚主導。