中毒、依存症の中で最悪なのは権力中毒。治療法開発が人類社会存続、差別解消のために必須

 本能が壊れた人類は、薬物中毒や賭け中毒や酒中毒等、いろいろな種類の中毒や依存症に陥る。

文明社会の歪みを減らすには、依存症対策の実効性を効果を上げる。依存症の中で恐らく最も重大で深刻なのが権力中毒。

唯物論共産主義は、人の生理や心理を無視し、権力を進化進歩させれば良いと幻想して破綻。権力対策を進化させねばならず。

権力依存症の問題は権力者本人を毒すことのみならず、権力者に追随し、依存する人たちを大量に作り出すこと。

権力を構造化し、永続させる。被支配者、被害者の立場も構造化される。

自民党は、左翼政権成立阻止のために、自由党と日本民主党が野合して結成されたけど、冷戦終結は、左派政党と自民党の両方の役目を終了させた。

93年に自民党分裂、政界再編が実施されたのは、時期の点では良い。小選挙区効果で日本社会党は解体された。

しかし日本政界は、冷戦後の日本包囲網、globalismに対抗する力が無く、日本を没落するに任せた。現在は、対中新冷戦対応の政界再編が望まれる。

世襲は社会安定のため。世襲重視なら国際競争抑制が正しい。近世日本徳川体制は世襲強化し鎖国した。

政治家はあらゆる分野の面倒を見ることを求められる。政治を専門化するのは難しい。政治を世襲化しつつ、政治家の権限を抑制するのが日本の知恵。

民間では世襲軽視、競争を激しくする。古代日本式律令体制は、貴族制と官僚制の折衷。近世は武家政権と官僚制の折衷。

日本は上位階級と被支配階級の格差を大陸文明に比べて抑制した。明治以降試験官僚制を強化したけど、今やその弊害が重大。国際競争を抑制し、格差を抑制すべき。

魯国や中共は権威主義、知識による支配であるよりも武断統治。魯国を権威主義と呼ぶ西側左翼は、自らの権威主義を隠蔽。概念を混乱させ、一般人の思考を混乱させる。

専門化と市場経済化、市場での競争を進めると、結果として、血統、世襲重視の状況になるかも。各専門を並列化、専門ごとの格差を解消することが鍵。

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