大国の力の論理で関税を押し付けるTrump政権に、舐められてたまるかの感情論では歯が立たず。

 Trump関税対日強化なら、為替切り上げによる貿易規制が不要になるから、弗高円安になる?それならUSA以外の友好諸国と関係強化し、USA貿易落ち込みを埋める。

USA国債売却のやけ糞は円高になり自滅。USA国債新規購入抑制し、Africa等で、中共植民地主義抑制のために投資。

そもそも自由貿易とは強国大国覇権主義国帝国が、中小国弱国に対して力で不公正な関係を押し付け、自国有利に持ち込むこと。

低関税で公平な自由貿易とは、globalismが宣伝した幻想だけど、それが実現したことはまだ無い。

大英帝国時代の自由貿易とは、強国帝国が関税を自国有利に恣意に決定すること。国際支配者は、関税を悪者にして、第二次大戦の原因を歪曲。

第二次大戦後は、関税引き下げが正義とされ、英国時代とは自由貿易概念が変質したけど、USAは関税の代りにISDS条項等を用意、大国が有利な貿易の構造を維持。

中共が近年自由貿易を主張するのも、大国自分勝手貿易の意味。中共のやり方は実質管理貿易。

戦後日本が経済成長したのは、冷戦構造でUSAの軍事力に依存し、1$360円の有利な円安為替に恵まれたから。

公式軍保有を憲法で禁止された二流国日本が自由貿易を実行する能力などない。globalism自由貿易は、多国籍企業を利したけど、覇権国USAをも蝕む。

globalismによる産業空洞化、移民労働者乱用による文化摩擦の害は大きい。自由貿易は公平だとか、自由貿易は日本に有利だなどと幻想する日本の官僚や政治家は愚昧。

しかしTrump政権の、高関税濫用は迷惑。対中貿易規制に限定すべき。USAの錆びた旧工業地帯問題は、国内問題。国内の所得分配を工夫すべき。

関税で日本等の同盟国を巻き込むべきにあらず。工業を空洞化させても、金融や情報等の上位産業先端産業で勝つ、のglobalism戦略を採用し、日本を叩きのめしたのだから、日本をこれ以上困らせる必要は無い。

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