冷戦後半Kissinger外交は、短期の成功を収めたけど、今は負の遺産の山

 1970年代Kissinger外交は、中共と手打ちしてSoviet包囲網に引き入れ、Vietnam戦争撤退。欧州でのSovietの脅威や緊張を緩和。代りに南米に傀儡軍事政権樹立。

Eurasia軽視、南北America勢力圏構築。Monroe主義。今は、逆Kissinger戦略で、魯国と接近して中共を孤立させよ、との戦略もあるけど、実現困難。

日本安倍政権もこれを試みて挫折。今の南米は反米政権だらけ。Kissingerの負の遺産。元長官は、Ukraine戦争に関してDavos会議で近代法無視の停戦を提案して炎上。

日本では外国同士の戦争に巻き込まれるのは御免、傍観者でありたい、との意見が多いけど、日本が印度の様な中立の立場を取るのは不可能。

印度は亜大陸の大国、大陸国と海洋国の両方の性質を持つから、西側海洋国陣営と大陸魯国の二股戦略。島国日本は大陸国の侵略を防ぐ立場。

中魯大陸国同士がもし戦争するなら、日本は中立で良けど、日本は海洋勢力の一員としての自覚を持ち、外交戦略を立てるべき。

戦前の帝国主義や二股戦略をくり返してはならず。大陸独裁勢力との友好を幻想してはならず。独裁者、侵略者はありとあらゆる嘘や口実を動員。

外国敵国をだまし、自国民をもだまして隷属させる。口実を真に受けてはだまされ敗北。

相手の本当の意図を読み、距離を置くか、悪くとも面従腹背。20世紀日本は情報戦に敗れて自滅戦争に暴走。戦後も情報戦や歴史論争で敗れた。

男女賃金格差を無くすのは、それなりの正義ではあるけど、一般人には婚姻不要の社会を目指すにほぼ等しい。

globalismは個人としての成功、競争に勝つことが大事だとしたけど、一般人から結婚子育て平凡な幸せ、の人生目標を剥奪して多くの落伍者を作り出した。

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