保護貿易で成功した日本が自由貿易幻想を持ち貿易自由化を進めるのは国益に反する自滅行為。幻想を捨て政策転換せよ

 貿易不均衡問題は、1980年代日米間でも騒がれたけど、偽装の問題設定。

覇権国は貿易赤字を出しても、貿易黒字国に国債を購入させるなどして資金を還流させ、赤字を埋めれば何の問題も無い。

Trump関税の真意は何か。対中新冷戦で、同盟国に対しても余裕を示すことが出来ず。中共に対しては、貿易赤字よりも技術盗み防止が重要。

貿易縮小、中共による覇権奪取阻止。日本は85年Plaza合意以降、貿易不均衡を為替で是正するとして過剰円高に追込まれ、金融敗戦産業空洞化で経済敗戦。

実質固定為替相場維持の中共に対しては、今のところは同じやり方は不可能だけど、人口高齢化、若年労働者減少の問題から見ても、中共も工場外国流出、産業空洞化に追込まれる可能性が大きい。

日本は中共を、嘗ての自国と重ね合せて見ながら態勢を立て直すのが良い。中共がTrump関税に反対しつつ、自由貿易を主張する点で、自由貿易概念の怪しさに気付くべき。

日本は自由貿易が自国に有利との幻想を捨てねばならず。

日本左翼は官僚主義岸元総理や清和会を極右と曲解、誹謗中傷攻撃、そのことで日本の官僚主導体制を隠蔽、官僚を擁護した。

岸はMarx系左翼に反対、反共を標榜したけど、官僚主義で一種の左翼とされるべき。左翼は歪曲言論で、明治以来の日本の官僚主導体制を擁護。軍部や岸らの一部に責任を限定。

しかし官僚体制は流石に限界。清和会崩壊、官僚本丸も風前の灯火。日本には仁徳帝伝説や上杉鷹山の様な、小さな政府思想の流れがある、その方向への改革で、民力を回復させろ。

官僚は表向き国民のための振りをして利権追求組織拡大、国民から搾取。Trump政権は国際社会に不確実性を作り出し、社会主義計画経済の様な近代思想を破壊する。

今の日本には、官僚と癒着の似非保守と、反日極左の両方を衰退させる政界再編が必要。

0 件のコメント:

コメントを投稿