近年の日本の各政党は、高等教育無償化、負担間接化政策で人気取りを試みるけど、それは恐らく、文科省、官僚による学校管理強化になる。
それよりも、近世日本の様に、私塾を活性化させ、税金で運営される学校を抑制する方が良いのではと感ずる。
高等教育無償化は天下りのためだと看破する一部識者も居るけど、各政党を裏から文科省官僚が操り、無償化政策を掲げさせるのかも?
管見では、国民を学歴幻想から脱却させ、増えすぎた大学を淘汰する政策の方が有意義。
維新の会の高校無償化、高校実質義務化は、国民民主党の、納税基礎控除178万への引き上げよりも政策経費で見れば安上がりとされる。
政策としての正しさは兎も角、与党入りの取り引き材料としては有効かも。
NATO、EUの東方拡大は、羅馬帝国による欧州統一の再現を妄想した、欧州の暴走で、英米の戦略とはことなる?
それを阻止するための魯国の軍事力行使は国際法に反するけど、欧米対魯国、の図式で見るのは誤り?
USAは密かに欧州連合破綻を望む?NATO拡大は、欧州東西統合の幻想を背景にするにしても、USAの国益になるとは見えず。
本家NATOが破綻しつつあるのに、東Asia版NATO結成を幻想する日本の政治家は恐らく的外れ。
米欧は、西側陣営として、民主主義政治理念の価値観を共有するとされるけど、経済産業面や軍事戦略面では一致せざる面がかなりある。
Ukraine戦争の影には、重大な米欧対立があるけど、主要報道はそれを隠蔽する。
USAとの軍事協力を強化したところで、USAの属国の立場を脱して、USAと対等化することなど無い。
反米が愚であるにしても、USAに対しては面従腹背が妥当。日本は、USAの軍事力の傘を頼りにして反日国との貿易を増やす愚を止め、反日国と関係縮小すべき。