絶食霊能者は一部の選ばれた存在だけど、一般人も非肉食、菜食で霊性高めよ

中矢伸一著「宗教家、霊的指導者に見る霊性
と食の秘密」東光社、19年3月。

神道啓示「日月神示」の肉食禁止令に衝撃を受けた
著者は、世界各地の宗教者、霊能者と食との関係
を調査。

日本古代の役行者ら山岳修行者は、木の皮等の極端
な粗食で、空中飛行するなどの特異能力を獲得した
との伝承がある。時代の隔たりが大きいので信憑性
は余り無いけど。

でも近代信仰教団での伝承は凄い。天理教祖中山みき
はしばしば断食絶食をしながら、歩くのが速く、重
量物を持上げる怪力を発揮。

絶食の害を心配した信者が食事を無理に差し出しても、
差し出した手に異常が発生し、食べさせることが
出来ず。

長南年恵なる霊能女子は、栓をした空き瓶に、治療効
果のある霊水を溜めることが出来た。

一種のTeleportationか。絶食、便通無しで生活した
とのこと。

西洋Catholic教のある修道女の話でも、やはり絶食、
高度な治療能力発揮。

その能力を他人に伝授できるかとの質問には、神意に
反し不可能、世の中が絶食者ばかりでは、農民が困る、
と。

西洋でも古代Gnosis主義等、神秘主義、、菜食主義の
思想伝統があるけど、この手の思想は平和主義にあらず。

善悪二元論。霊を善、物質を悪とし、霊が肉体の牢獄に
入れられた状態を悪とし、肉食を悪とする。

Nazi指導者Hitlerは、菜食主義、禁煙禁酒禁欲生活者で
ありながら、暴虐なことをしたのは、西洋二元論思想
の矛盾の反映か?

愚考するに、遊牧金の肉食文化を普及拡大させること
が文明、社会の進歩であり豊かさの反映だとする近代
文明思想はやはり問題。

獣食、肉食は、半砂漠、農耕不可能地で生活する遊牧
民が仕方なしにすること、それを優れたことにする思想
は恐らく誤謬。

獣食は同種食、Cannibalism,人肉食よりもましにしても、
悪と見るのが恐らく妥当。

現在西洋人は、肉食讃美を続けながら、日本人の鯨食
入鹿漁を非難する矛盾に陥る。

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