Globalismへの敗北を愛国心でごまかした日本新保守、似非保守戦略は破綻

戦前明治期は、薩長藩閥政治、官僚独裁に対し、
議会設立、民主主義化を求める、板垣退助らの
自由民権派が、愛国の看板を掲げた。

国全体を配慮する民権派の方が、一部利益追求
する薩長勢力よりも視野が広い、と。

戦後は、軍部独裁、国粋主義への批判、反省や
左翼思想の普及で、愛国心が抑制され、

左翼流地球市民幻想がもてはやされた。しかし
左翼流謝罪外交、八方美人主義は、右派から自
虐、自虐史観と非難される様になる。

左派思想は、矛盾だらけ、空理空論ばかりだけ
ど、右派も戦後日本の経済成長を過大評価し、
次第に吉田茂流現実主義から逸脱。

敗戦国、属国の分際で、戦後経済成長した日本に
対し、宗主国USAは、1970年代以降、田中角栄政権
潰し等、次第にGlobalism戦略を発動させて締めつけ。

日本は貿易摩擦批判、貿易黒字削減要求、Bubble
崩壊後は構造改革要求でどんどん押し込まれた。

でも、中曽根政権以降、日本の新保守主義派は、
左翼叩きや靖国讃美による愛国心鼓舞で事態を
ごまかした。

日本の不利、劣勢、敗北を隠蔽。下野を経験した
後の第二次以降安倍政権は、憲法改定論を煽り、
教育改悪?道徳教育強化、お友達学校法人優遇等で
先鋭化。

安倍氏は長州閥なのに、左翼や民主党を過剰非難、
愛国心を煽る倒錯。

でもObama政権時2013年に靖国参拝を封じられ、
Trump政権からは貿易黒字批判、Abenomics為替誘導
批判を浴びる。

愛国心で、日本のGlobal資本主義への敗北がどう
にかなることは無い。

罪財界と癒着する自眠党政治が、大企業による労働
者虐め、少子化、非婚化、家族崩壊を止めることは
出来ず。

2012年草案では、憲法を封建主義道徳に改竄、家族
条項盛り込むなどするけど、欺瞞。

庶民、民間労働者は愛国心などよりも、職業意識を
重要視せねばならず。

0 件のコメント:

コメントを投稿