善意の権力者の存在を信ぜず、権力分散で権力悪を抑制。成功者を模倣して出世することや、他人他国に勝つことよりも、負けを防ぎ生き残ることが大事

 吉田茂流の護憲保守は、戦後憲法の反戦規定を逆用してUSAからの軍事作戦協力要求を値切り、防衛費抑制、経済成長重視。冷戦の国際状況にうまく対応した。

中曽根政権以降は日本も新自由主義に呑み込まれ、吉田政治を否定して対米対等同盟偽装を試みたけど、対中関係の罠に落ちて失敗。

実質は米中への二重従属になり、国際競争力弱化、経済力弱化。脱新自由主義、脱globalism、対中関係縮小で新冷戦に移行し、不利を縮小することが課題だけど、対中抑止のための防衛費を値切ることは困難。

経済成長再現は困難。集権主義官僚主導よりも分権主義。善意の権力者の存在を信ずるよりも、権力分散により権力の悪を抑制。権力暴走の危険を下げる。

国際社会でも分権化。大国主義侵略主義を脱した国民国家の並立体制を目指す。官僚集権で先進国を効率よく模倣して国際社会で有利になる、の幻想を脱する。

国際社会に出世の公式など無い。他国に勝つよりも、負けを防ぎ生き残ることが重要。

国連集権主義体制も実質破綻に近い。常任理事国拒否権や無理な世界政府志向、ideology偏向がほぼ限界。

国連は、日本に対して皇室典範は男女差別だとか、夫婦別姓導入要求とか、あるいは国際社会に向けての地球温暖化阻止運動とか、平和維持戦争抑止と無関係なideology押しつけをやる。

代替の新国際機構や中立な理念が必要。国連総長が、財政危機だと語るけど、国連は、常任理事国の侵略暴走に対して有効な手を打つことが出来ず、機能面で破綻。

財政破綻しても困る国はほぼ無い。魯国みたいな国連悪用の国や、腐敗した国連官僚が困るだけ?国連を信頼するよりも、各国が安全保障関係を工夫することが重要。

globalismの、平和な経済成長の地球化、の幻想は壊れ、戦争連鎖の状況に移行したけど、銀行家が戦争を裏で操り儲ける悪魔のやり方はまだ健在。

ただし20世紀前半の様な世界恐慌ほどの酷いことにはなるまい。



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