成長主義は、若年層が多い人口増加時代に機能した。
近代工場生産、大量生産、安値販売で他社との競争
に勝つのが基本。
日本は、明治以来、他の非西洋諸国が近代化、工業
化に乗り遅れる状況で、西洋先進国の真似をして
それなりの利益を得た。
しかし冷戦終結後、多くの国ぐにが工業化を軌道に乗
せ、国際競争が激化すると、日本の優位がほぼ消滅。
でも日本の3流政治屋や経営者らは、日本の不利、
状況変化を認識せず、構造改革すれば日本は成長力を
回復すると錯覚あるいは妄想。
企業権力強化、格差拡大。でも企業の成長、利潤獲得が
社会全体の矛盾になることを無視。
非正規労働拡大、外人労働者、実質移民導入で賃下げ政策。
公務員特権維持のための消費税引上げ。
その様な政策は弊害が明かなのに、愚かな厄人や経営者
どもはそれを認識せず。
France,Parisでは増税反対暴動が起き、民主主義健在を
示すけど、日本は愚かな拙五味の世論工作の効果で、
悪政連発で内閣支持率暴落すべきところ、世論が静か。
本当は成長から成熟へ大転換するべき時。人類文明が
近代から新代へ大転換しつつある。大量生産安売り戦略
を断念し、適量生産、顧客との相性重視に移行せねば
ならず。
高齢者対策としては、嘗ては農業が、高齢者向けの仕事に
位置づけられたけど、農業人口が激減、さらに農産物輸出
化が試みられる中、農業の代りに、年金の足しになる仕事
を開発せねばならず。
社民主義流再分配での格差抑制は今や機能不全。それを
復活させよとの意見もあるけど、今はむしろ、分配の段階
での是正措置が必要な状況。
最低賃金引き上げ、公務員給料引下げ、同一労働同一賃金化。
他人の真似をしながら、価格競争、よりも独自化、稀少価値
追求で競争抑制、すみ分け化を目指すべき。
資本主義、企業集権主義から、分権化、商人社会化に転換。
各人が商業能力を強化させて、悪徳企業の権力を封じ込め、
成熟した市場の下で公平な分配を実現して格差抑制。
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