武士道よりも憲法9条よりも島国地政学、海洋勢力戦略。

 USAの基本理念は建国以来反教会主義。無神論は排除されるけど、cultに近接した危険なものが結構あるのでは

現代日本人の多数派は、無宗教だと回答する様にしつけられるけど、本当は無教会、反教会宗教の実践者。

America人と日本人の差異は、開拓者精神か、空気読みの村人かにある。

現代media21年8月1日記事で大澤真幸教授は、人の集団では空気が必ず発生するけど、多くの文明は、制度や規範や道徳を空気対抗措置としても受け、空気になされることを防止するとした。

対抗措置として最強なのが一神教の神だけど、日本では空気が肯定されて来た、と。

明治以降、日本では江戸徳川時代の保守主義が無視隠蔽される。

明治に、天皇制と大陸皇帝思想とを折衷させて歪められた天皇教が試みられ、敗戦で挫折、戦後は思想の混乱混迷。

明治維新革命を肯定することが保守にされる。左翼は、明治維新は無意味、さらなる革命破壊、外国模倣が必要だと主張する。

明治以降の歪曲歴史を脱却することが日本再建の鍵。保守は自給自足を基本とし、孤立主義。

左翼は自己の理念を過信し、外国に対して押し売りする、状況次第では武力介入も。

戦後日本左翼の、右翼保守は好戦主義、左翼は平和主義、の定義は国際情勢を無視した的外れなもの。

食糧自給率の低い今の日本が徳川時代と同様の鎖国をやるのは不可能だけど、協力相手を選ぶのは慎重にせねばならず。

反日国との関係は極力避ける。海洋勢力との関係を重視するのが良い。

Chinaは古来、文の力、徳の力で相手を心服させるとするけど、実態としては嘘や情報戦で相手をだます。

孫子の兵法も、武力行使の前に、情報戦で決着させるのを良しとする。

日本は武士道を過信してはならず。戦前日本は島国の本分を忘れて大陸地政学を誤用、大陸進出して破滅。

地政学に対する偏見はあるけど、地政学を正しく使用することが重要。日本は有効な島国地政学戦略を構築すべき。憲法9条だけでは戦略にならず。

魯国を暴走させて、欧州の脱魯国脱石油を進めさせても、中共は魯国石油を潤沢に使用することが出来る。

脱石油を世界規模で進めさせるには、Arab圏でも戦争を起こさせて、中共へのArab油流入を減らすことが必要、と闇勢力が計算するのかどうか。

猶太が主導した資本主義は、金利低下のみならずIsrael戦争でも危機に直面

 近代資本主義、金儲け競争は、自然の意志、天の意志を無視して、お金の流通量を過剰に膨らませるので、必ず金融bubble を生じさせる。

bubble崩壊の際の不況、経済恐慌の弊害が大きい。不自然な経済成長幻想への天罰。

21世紀には経済成長がほぼ限界に達し、欧州や日本では、中央銀行が、負の(minus)金利導入に追込まれた。

これは、経済成長と対応した金利、利子を正義とした、近代資本主義の破綻、敗北を意味する。その点を、経済論壇の中では、水野和夫教授が力説。

利子型金融を、非利子型金融で代替するべきで、Islam金融は有力候補。

近代基督教が、猶太の悪魔のささやきに乗せられて、古代の利子否定思想をやめて、利子肯定に転向したのに対して、回教Islamは、利子否定思想を維持。

古来の利子批判の一つの論点は、利子が不労所得であること。基督教では、労働は、神から科された罰であるものの、働かずに生活の資を得るのは不正である。

古代基督教では、金貸しで利子収入を得るのは賤業とされた。それは、基督教の原形でありながら、不出来な選民思想とされた猶太教を奉ずる者どもの仕事とされた。

近代化、貨幣経済の発達に乗じて、猶太勢力は、金融業の地位向上、正当化のために、思想革命。

基督教を宗派分裂、宗教改革させ、利子に関する解釈変更、また労働の概念を変更させた。古来の肉体労働とは別に、高級な頭脳労働の概念を導入、金貸し業を、そちらに含めた。

原則として全ての社会人を労働者にして、前近代貴族が、労働の義務を逃れた矛盾を解消。

近代経済は地球環境の制約を無視したけど、現在の地球環境の制約、経済成長の限界は、利子の不正性への新たな根拠。

21世紀の暗号資産が利子金融を否定超克するかは不透明。回教は砂漠思想、商業重視。

基督教は砂漠で発生しながら温帯地域に拡大し、開発開拓思想に転化したけど、回教は温帯には広まらず。

世界最大の島嶼国Indonesiaには拡大。古代Persia帝国の流れを汲み、大陸勢力の一員とされるIranは別にして、回教諸国の海洋勢力化はあり得るかも。


Ukraine戦争は新十字軍、二大文明の衝突

 Reuters22年10月13日、独国Sholtz首相は、魯国によるUkraine侵攻は、西洋自由民主主義に対する十字軍だとした。800年前の十字軍は、西洋側が仕掛けた。

今の新十字軍は東洋の、西洋に対する逆襲。今のUkraine戦争は、Huntington文明論では断層線戦争。

大陸勢力東側権威主義体制と、西側民主主義陣営の境界線での攻防。

第二次大戦、太平洋戦争の重大な問題は、本来海洋勢力たる日本が人種思想に幻惑され、有色人代表、Asia代表の積りで西洋に挑戦したこと。

敗戦後の日本はUSA属国として西側陣営の一角に組み込まれた。

独国は、本来非西洋の大陸勢力。古代羅馬時代にはGerman人は化外の民、野蛮人。羅馬帝国破壊者。

中世、近世に神聖羅馬帝国を名乗り、西洋化を目指した。20世紀Hitlerは、German人、Aryan人こそ最高の、支配者たるべき人種だとの妄想を振りかざして挫折した。

明治の日本人は、日本と独国の類似性を幻覚し、独国模倣で日本の国体を歪め、重大な災厄をもたらした。

新代の独国は、大陸勢力に回帰する可能性がある?回教徒移民大量受け入れで社会混乱とされる。

国連と自由貿易で戦争を抑止、の戦後体制は破綻。戦後体制は、戦争の原因を誤解。

20世紀欧州大戦の原因は、独国が、欧州の中心だと妄想し、大陸欧州と海洋欧州との統合を目指して武力行使したこと。

今の中共が、一帯一路と称し、大陸覇権と海洋覇権の両面作戦をやるのは非常に危険。中共のやり方は、西側流の途上国支援とは全く別の、植民地主義戦略。

高金利融資と中共からの労働者送り込みで相手国との摩擦を引き起こす。

大陸勢力と海洋勢力の分断を容認しながら、分断が戦争に発展することを防ぐ仕組みを構築する。冷戦体制を再構築。

今の中共は冷戦思考を止めよと喚き、思想面でも危険なところに落ち込む。