飯田史彦著「生きがいの本質」PHP。続き。
生れ変りのたびごとに、何度も身近な存在(家族等)
になるsoul mateが居る。
過去生での双子の兄弟が、今世で男女友人になる例
が引用される。
その人は前世での母を今世で妻とする(Oedipusの
物語を生れ変りを通して実現?)
著者は自著への批判でめげかけたこともある。ある
治療家に前世療法を受け、過去生で人びとを裁く役
割をしたのか苦境を招いたとされた。現世で他人
から裁かれる。
その治療者のところには、Titanic号沈没事故で死亡
した元乗客の生れ変りの人が来たこともある。
結婚恋愛不能症の女子の過去生を分析すると、基督
教Catholic修道女や、Arabの娼婦、と両極端を経験
して来た。今世は修道女風。
恋愛で、前世で振り捨てた相手から、今世で振られて、
借りを返すことがあるらしい。
著者は、怒りや怨みや憎しみ等の感情に敬意を示す。
感情は人びとを学ばせる。
願望が実現することは滅多に無い、有難い、それに
感謝する。
輪廻転生論で見れば、怒りをもたらすのは過去生の
自分、他人を怨むのは誤り。
人は本来善なる存在、本当の意味で怨むことは出来ず。
憎しみの悪感情に根本から支配されることは無い。
現世での憎しみは、その感情のつらさを体験学習する
ため。他人は自分の鏡、なのは輪廻転生があるから。
過去生で自分の子を捨て、夫とは別の男と駆け落ちした
人が、今世で母から苦しめられる話を紹介。
現世の苦しみは、過去生への贖罪として、肉体を持つ前
に決めたこと。でもひたすら苦しむ、自責するよりも、
ほどほどのところで自分を許して良い。
20世紀型超国家主義、Globalism挫折、多極化、国際社会再分割へ
近代欧州植民地主義は、複数の近代国民国家が、
所謂新世界で植民地勢力拡大競争をしながら、
欧州を統一理念にして、欧州の内輪もめを抑制した。
それでも激しい宗教戦争は起きたけど。近代欧州は、
古代羅馬帝国再興への願望を持ちながら、実際上
それが不可能なので、複数の民族国家に分れ、それら
が競争、闘争した。
でも競争は主に植民地分捕りで、直接対決は抑制された。
20世紀に大きく状況が変化。
開発途上地域はほぼ植民地化され、新たな植民地獲得が
困難化すると、状況に不満を感じたGermany(ドイツ)
が欧州大戦、所謂第一次世界大戦を仕掛けた。
一次大戦の結果、Germany、Russia、Turkeyで帝政崩
壊、帝国主義終焉。China帝国は、一次大戦前に辛亥革
命で崩壊。
第一次大戦は欧州の内輪揉め、自滅。欧州は国際覇権を
手放し、所謂新世界に建国されたUSAに覇権が移行した。
また社会主義の看板を掲げるSoviet新体制が成立、帝国
とは別の名義での超国家主義勢力が覇権を目指した。
United States of Americaは、複数のStateが連合する
大勢力、Stateは通常は国家だけど、USAでは州。他の国、
民族国家は、良くてUSAの州と同格。
Soviet社会主義共和国連邦は、民族や宗教を超克すると
称して、民族強制移住や、政治思想犯を強制収容、粛清
する暴虐。
国家政府の上に、教会の代りに共産党を載せた。共産党
ideologyは、古代宗教の制約を克服し、人類普遍のもの
だとされた。
USAらの資本主義勢力は、古代宗教を政府の下に貶め、
英国以来の中央銀行を頂点にした銀行を、政治を超えた
権威にした。
USAは、第二次大戦で、Nazi等の全体主義勢力を打破
し、民主主義を世界に広める、と嘘宣伝をした。
戦後、地球世界、人類社会を制覇するのは、資本主義
か、それとも社会主義か、直接対決を抑制しつつ、国際
社会での多数派獲得競争、冷戦が展開された。
資本主義が勝利し、USAの一局支配が成立したかに見え
た。でも、地球環境の制約を無視、無限の経済成長を追
求する資本主義の矛盾は21世紀初頭に噴出。
USAの軍事覇権もIraq戦後統治挫折で限界露呈。でも
Globalism、Global資本主義を代替する人類普遍の思想
制度は当面出現する気配が無い。
多極化、帝国主義化。複数の大勢力、実質帝国が、地球
をいくつかに分割する状況への回帰。
所謂新世界で植民地勢力拡大競争をしながら、
欧州を統一理念にして、欧州の内輪もめを抑制した。
それでも激しい宗教戦争は起きたけど。近代欧州は、
古代羅馬帝国再興への願望を持ちながら、実際上
それが不可能なので、複数の民族国家に分れ、それら
が競争、闘争した。
でも競争は主に植民地分捕りで、直接対決は抑制された。
20世紀に大きく状況が変化。
開発途上地域はほぼ植民地化され、新たな植民地獲得が
困難化すると、状況に不満を感じたGermany(ドイツ)
が欧州大戦、所謂第一次世界大戦を仕掛けた。
一次大戦の結果、Germany、Russia、Turkeyで帝政崩
壊、帝国主義終焉。China帝国は、一次大戦前に辛亥革
命で崩壊。
第一次大戦は欧州の内輪揉め、自滅。欧州は国際覇権を
手放し、所謂新世界に建国されたUSAに覇権が移行した。
また社会主義の看板を掲げるSoviet新体制が成立、帝国
とは別の名義での超国家主義勢力が覇権を目指した。
United States of Americaは、複数のStateが連合する
大勢力、Stateは通常は国家だけど、USAでは州。他の国、
民族国家は、良くてUSAの州と同格。
Soviet社会主義共和国連邦は、民族や宗教を超克すると
称して、民族強制移住や、政治思想犯を強制収容、粛清
する暴虐。
国家政府の上に、教会の代りに共産党を載せた。共産党
ideologyは、古代宗教の制約を克服し、人類普遍のもの
だとされた。
USAらの資本主義勢力は、古代宗教を政府の下に貶め、
英国以来の中央銀行を頂点にした銀行を、政治を超えた
権威にした。
USAは、第二次大戦で、Nazi等の全体主義勢力を打破
し、民主主義を世界に広める、と嘘宣伝をした。
戦後、地球世界、人類社会を制覇するのは、資本主義
か、それとも社会主義か、直接対決を抑制しつつ、国際
社会での多数派獲得競争、冷戦が展開された。
資本主義が勝利し、USAの一局支配が成立したかに見え
た。でも、地球環境の制約を無視、無限の経済成長を追
求する資本主義の矛盾は21世紀初頭に噴出。
USAの軍事覇権もIraq戦後統治挫折で限界露呈。でも
Globalism、Global資本主義を代替する人類普遍の思想
制度は当面出現する気配が無い。
多極化、帝国主義化。複数の大勢力、実質帝国が、地球
をいくつかに分割する状況への回帰。
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